2017年8月2日水曜日

その⑥ チップの断り方(口説かないタガログ語講座)

旅行時に頭を悩ませるのが、チップ問題ではないのでしょうか。
フィリピンの場合はというと、
レストランやホテルでも基本的にチップに相当するサービス料を会計時に取られるので、原則として必要ありません。

もし、心から感動するようなサービスを受けた場合にのみ、自発的に少額(20ペソ位)払えばよいのではないかと思います。
何人かの周りのフィリピン人の方もそう言われていました。

しかしながら、空港(勝手に荷物を運ぼうとするポーターまがい野郎に要注意!)やホテルでは執拗にチップを要求する人達も存在します。そういう人達は、下記フレーズで撃退しましょう!

Kong masyado akong masaya sa serbisyo, magbibigay ako ng tip
=If I am happy with the service I will give tip
(Kong: if)
(serbisyo: service)
(magbibigay: donate)
もしもあなたのサービスに満足すれば、チップを払うわ。

Kong hindi mabuti ang serbisyo, hindi ako magbibigay ng tip
=If servise is not good,  won't pay tip.

Siyempre
=Of course

不要なサービスは、はっきり断りましょう。
Hindi Kailangan
=No need

また、日本人旅行者で、なぜか、「フィリピン人はかわいそうだから」との偏見を持っている人が結構多くて、ムダにチップとかあげている光景を目にするのですが、
それは「日本人はいえばお金をくれる。」とナメられて、日本人が危険にさらされるだけなので、本当にやめていただきたいと思います。

お金は労働やサービスの対価によって支払われるべきであり、またフィリピンには、日本人以上のお金持ちは沢山います。

対等な関係を築くことこそが国際交流なのではないのでしょうか。

(写真はフォートボニファシオの光景。近代的なビルが建ち並び、日本でいうと、豊洲みたいな感じです。)







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